群馬県伊勢崎市のインナーチェンジングセラピーに基づいた心理カウンセリングオフィス
カウンセリングオフィス こころの保健室
090-5565-8080
090-5565-8080

カウンセラーブログ

    • 2024.05.23
      • 恋愛
      • カウンセリングのこと
      • 学問・資格
      • 心と体
      • 性・sex
      • 日記・コラム・つぶやき

      人生脚本:いつでも運命を変えることができる(決断モデル)

      群馬県伊勢崎市の公認心理師、心理カウンセラーの梶間久美子です。

      明日は、人生脚本分析ワークショップを開催します。

      5月、6月、8月にわたって開催する、第一回目の日です。

      交流分析では、

      自分の人生をどう生きるか、という計画がありそれを【人生脚本】とよんでいます。

      「自分の人生計画ならありますよ」と思った方がいるかもしれませんね。

      私たちが普段、思っている”計画”とは、この【人生脚本】は少し違います。

      私たちは、なんと幼少期に『人生をどう過ごしてやろう』と決めているのです。

      その幼少期に決めた人生計画に従って無意識にも取捨選択しています。

      私は、初めてこの人生脚本について学んだ時、とてもショックを受けました。

      私は、自分がどんな人生をいきるのかをもう幼い時に決めていて

      その通りに環境や人を自分が選んでいるんだぁと分かったからです。

      ●今度こそは、今までと違う自分でいられる場所がみつかったぞ!

      と思ったのに、いつのまにか「やっぱり自分は邪魔な存在なんだ」

      と馴染みの感覚や思いが湧いてくる。

      ●今度のパートナーは、私を大切にしてくれる。やっとみつかった!

      と思っていたのに、「やっぱり私は愛されない存在なんだ」

      と、慣れ親しんだ感覚や想いになる。

      こういった馴染みのあるものは人生脚本の影響を受けていると言えるでしょう。

      私たちは、自分が幼い時に決めた人生脚本のフィルターを通して物事を捉えます。

      簡単に言うと、脚本に合ったものしか捉えない。脚本に合わないものは選択しないのです。

      だから、現実のありのままを見ない。

      脚本に合わないものは、見ても見えていない、無視するのです。

      まさか自分がそうしているなんて全く思っていなかった。

      いま、このブログを読んでくださっている方も、そうではないでしょうか。

      幼い時に決めた脚本は、いろんなかたちであらわれますが

      ●例えば、昔は自分さえ我慢していたらそれでよかった。しかし、今、我慢しているだけではストレスがたまるだけで何の解決にもならない。

      ●昔は、わからない、出来ない。としていたら親が喜んでやってくれた。

      自分で考えたり、出来ないほうがなんだか喜ばれた。しかし、今は親も老いてしてくれない。

      職場でも喜ばれない。自分でやろうとしてもどうしていいかわからず

      やってくれる人を探すしかなくストレスで解決にならない。

      ●新しいことに挑戦する時『どうせお前は失敗する』という脚本の影響を受けて、現実以上に難しく感じてしまう。

      ●新しくできた友達を『どうせ人は裏切りもんだ』という脚本の影響を受けて、必要以上に警戒してしまう。

      人生脚本のフィルターは自分で気づけないものなのです。

      その人にとったら、幼い頃から当たり前の思いだったり、当たり前の感覚だからです。

      事実を歪めて捕らえていても、歪めているとも気づかない。

      ●例えば、小さい頃に両親が喧嘩をしていると、『私がいるからだ、私は生まれてこなければよかった。私はいない方がいいんだ』と歪めてしまうかもしれません。

      事実は、仕事や家事などの、親自身のストレスで喧嘩をしているだけなのに。

      この脚本のフィルターがあると

      例えば、同僚が上司と言い争いになったときに、

      それは自分と全く関係ない理由でそうなっているにも関わらず

      『私がいるからだ。私がいない方がいいんじゃないか』といつもの感覚を味わっている。

      事実は、ただ同僚と上司の自分たちのストレスでそうしているのに。

      事実を歪めて、自分の脚本に合うように捉えてしまうかもしれません。

      では、もし自分の人生脚本が嫌な感じがしたら

      自分のもつ馴染みの感覚や思いが、悲しいものだったり苦しいものだったとしても

      そのまま死を迎えるその時まで、このままでいるしかないのでしょうか?

      交流分析では

      【人は自分の運命を決め、そしてその決定を変えることができる

      という哲学があります。

      このように、どのような環境であっても、自分の運命を決めるのは自分であり、それゆえ、いつでも運命を変えることができる(決断モデル)のです。

      いつでも変えることができる、そこに関わるのがカウンセリングとなります。

      先に述べたように、自分の脚本の影響を受けていることに人は自分では気づけないからなんです。

      もちろん私も、インナーチャンジングセラピーができるカウンセラーからカウンセリングを受けて

      人生脚本を書き換えてきました。

      なかなかの事実の歪め具合でしたよ。自分では歪めてるなんてわからなかった。

      馴染みの感覚だけれど、もうそんなの味わいたくないというものを書き換えて

      いまは、とてもいい感じです。歪めない感覚はとても落ち着いていられます。

      私の実施しているインナーチャンジングセラピーでは

      幼い頃に決めている決断が、今の自分に合わなくなっていたら

      今の自分に合う決断に書き換えるお手伝いをしています。

      ここに関われるのは、心の専門家だからです。

      ◆『私さえ我慢していたらいい』という決断を『私は自由にふるまう』と書き換えたり

      ◆『私は失敗する』という決断を『自分は成功する』と書き換えり

      ◆『私はダメな存在』という決断を『自分はこのままで価値ある存在』と書き換えたり

      ◆『私は孤独、ひとりぼっち』という決断を『自分には信頼に値する人がいる』と書き換えたり

      ◆『私は自分らしくしてはいけない』という決断を『自分はありのままで愛される存在』と書き換えたり

      今まで、数え切れないほどの運命を変えるお手伝いをさせていただいております。

      人生脚本はオリジナルです。

      人の数だけ人生脚本の数があります。

      もし、馴染みの感覚が辛いものだったり、苦しいものだったりしたら

      カウンセリングで人生脚本を変えていきませんか?

      そうです。交流分析の哲学のとうり【いつでも変えることができる】のです。

      何歳からでも遅くありません。

      個人カウンセリングで支援をさせていただいております。

      自分の人生をもっと良いものに変えたと思われたなら

      どうぞお気軽にお問い合わせください。

      カウンセリングオフィスこころの保健室

      公認心理師 梶間久美子

執筆者プロフィール
梶間久美子
公認心理師
心理カウンセラー
梶間 久美子
KUMIKO KAJIMA
こころの保健室のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
梶間久美子は、愛着の無意識レベルのことから、嫌われる怖さ、居場所のなさ、劣等感、自信がないなどの自己に関するお悩みや、様々な人間関係のお悩みなどの根本解決を支援する公認心理師です。
あなたが諦めないかぎり、わたしは諦めない。

あなたをこころの保健室で待機しています。