群馬県伊勢崎市の公認心理師、、心理カウンセラーの梶間久美子です。

自分が不安だと、相手（子ども）をコントロールしたくなります。

それはなぜか。

相手（子ども）が自分の思うようにやってくれたら、

相手が（子ども）が自分の思う通りになってくれてさえいたら

自分が安心できた気がするからです。

相手や子どもに

不安を埋めてもらいたいのです。

それは無意識レベルで。

コントロールは支配・管理です。

不安が強ければ、強いほど

相手（子ども）への管理は強くなります。

○○にならないようにしなくては…。

○○になってしまったらどうしょう…。

○○にだけにはならないようにしなくちゃ。

だから

「●●しなさい」

「どうして●●しないの⁈」

「●●しておいたの⁈」

「ちゃんとしなさい」

「きちんと●●しておいて」

「●●になっても、知らないよ」

または

「こうした方がいいと思うけどなぁ」

「ほんとうに、それでいいのね？もっとよく考えた方がいいんじゃない」

これもコントロールですね。操作的コントロールです。

「ああしろ、こうしろ」

全てを支配したい。全てを管理したい。

そうしたら自分が安心できると思い込んでいる。

無意識のコントロールです。

ただ、この不安の埋め方ですと、相手（子ども）との関係は

うまくいかなくなるケースが多いです。

全てを管理することは不可能

全てをコントロールすることは

そもそも不可能です。

そして、実はあなたが抱えている不安感は

相手（子ども）が作り出しているものではないのです。

だから、どんだけ支配したとしても不安が埋まらないのです。

自分で自分を不安にさせているのです。

自分の思考で不安を作り出している。

自分でやっていることだから、いつでも止められるのです。

この、自分で自分を不安にさせる

思考と感情パターンを変えてはじめて

相手（子ども）をコントロールするという行動も変わります。

相手（子ども）を信頼して、

落ち着いた気持ちで関わり合うことができるのです。

そのような人が、ひとりでも増えていってほしい。

どうでしょうか。

これからのより良い人間関係（家族関係）のために

不快なパターンを少し変えてみませんか？

あなたのが今より安心して人生を送れることが心からの願いです。

不安な気持ちが強い方にとって

「変わる」「変化」は怖いことである

のを私は分かっています。

分かった上での支援をしています。

そして、無意識な支配を受けるしかなかった方にもお伝えしたい。

あなたは十分やってきた。

期待に応えるために、十分がんばった。

もう、そこから自分の心を解放してあげてもいいと思いませんか。