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2024.10.28
- 不安感
秋に不安が強くなる
群馬県伊勢崎市の公認心理師、心理カウンセラーの梶間久美子です。
秋に不安が強くなることがあります。
もしかしたら、このブログを読んでくださっている方の中にも、不安感が夏の時期より強くなっている方がいらっしゃるかもしれません。
今回は、秋にどうして不安が強くなるなるのかについて解説いたします。
■急激な気温の変化
急激な気温の変化は私たちの心や身体にストレスとなります。
「涼しくなって良かった」と思うかもしれませんが、想いと裏腹にストレスがかかっています。
気温の急激な気温の変化によるストレスは自律神経の乱れを引き起こします。
■日照時間の減少
日照時間は私たちの心を安定させてくれるホルモンと密接な関係があります。
そのホルモンとは『セロトニン』です。『幸せホルモン』とも言われています。
セロトニンには精神を安定させる働きがあります。
けれども日照時間が減少するのと並行して、脳内で生成されるセロトニンも減少してしまいます。
急激な気温の変化と日照時間の減少が原因で、不安が強くなり落ち込みと寂しさを感じやすくなります。
ふと感じるもの悲しさと、秋に感じる寂しい気持。それに伴い不安も体験しやすくなります。
こころの保健室では、夏の終わり頃からクライエント様のカウンセリングのペースが増えたり、お申し込みが増える傾向にあります。
季節とメンタルは切っても切れない関係があります。
■季節性うつ病:季節性感情障害
ある季節にのみ症状が出る気分障害のことを『季節性うつ病』や『季節性感情障害』と言います。
・意欲の低下
・倦怠感が目立つ
・典型的なうつ病と異なり食欲亢進(米や甘味)
・体重増加
このような症状がみられます。
■秋に増えた不安を減らす
環境や脳内の働きの変化から、秋に増えた不安は自然なものと言えるでしょう。
けれども、強い不安感はしんどいものです。
寂しさ、落ち込みもできるならば減らしたいと思うのも自然だと思います。
季節性うつ病になるのを防ぐ為にも不安を減らすことがとても大切です。
■こころの保健室でできること
こころの保健室では、不安感、落ち込み、寂しさを減らすカウンセリングも実施しています。
急激な気温の変化と日照時間の減少は変えられませんが、それに影響を受けている心の部分にカウンセリングは対処可能です。
不安、寂しさ、もの悲しさ、憂うつ、落ち込み、意欲がわかない、など。
あなたもカウンセリングで心の安定を取り戻しませんか。
あなたをこころの保健室で待機しています。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
カウンセリングオフィスこころの保健室
公認心理師 / 梶間久美子
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梶間久美子は、愛着の無意識レベルのことから、嫌われる怖さ、居場所のなさ、劣等感、自信がないなどの自己に関するお悩みや、様々な人間関係のお悩みなどの根本解決を支援する公認心理師です。
あなたが諦めないかぎり、わたしは諦めない。
あなたをこころの保健室で待機しています。