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2024.06.25
【毒親】という言葉。
群馬県伊勢崎市の公認心理師、心理カウンセラーの梶間久美子です。
私は、【毒親】という言葉に対して、嫌悪感と悲しみを感じる。
正直に言います。
私は【毒親】という書籍を読んでいません。
「それなのに、嫌悪するっておかしいじゃないか」
と、思われるでしょう。
私は、内容の前に、その言葉が嫌なんです。
だから、作者を批判しているのでもなく
内容を批判しているのでもありません。
内容を批判するもしないも読んでないので、何もありません。
【毒】って。
本屋さんに行くと、あるんですよ。
タイトルだけで悲しくなるの。
この【毒親】を読んで救われた方がいたらごめんなさい。
「毒親読まずにいうな!」という意見もあると思います。
私が嫌悪感があるのはあくまでも【毒親】という言葉です。
こういうの難しいなぁ。
親との関係、親が自分にどう関わってきたかで
今も悩み、苦しんでいる人はほんとに多い。
私はそれを十分すぎるくらい分かっているんだ。
このタイトルだからこそ、手にとって読んでみたいという人はいるだろう。
なにが良いとか、悪いではないんだ。
ただ、私が【毒親】という言葉に嫌悪感と悲しみを感じるだけ。
カウンセリングオフィスこころの保健室
梶間久美子