-
-
2024.11.11
- 梶間久美子のこと
心理カウンセラーは特別じゃない。
群馬県伊勢崎市の公認心理師、心理カウンセラーの梶間久美子です。
今回は、私の個人的な話を少し書きます。
もくじ
梶間久美子のプライベート
11/9・10日の二日間で倉成 央先生のワークショップに参加してきました。
ここで言うワークショップとは、グループセッションです。
20~25人くらい集った中で、希望者が1人ずつカウンセリングを受けていきます。
倉成先生のワークショップは私にとってはご褒美時間です。
慣れ親しんだ仲間と、どっぷりと癒しと愛情の関わりをもてる。
倉成先生のカウンセリングを沢山拝見して、五感で学ぶこともできます。
自分がカウンセリングを受けるチャンスもあります。
ワークショップ後の懇親会では私も『古株のメンバーさん』と言われるくらいになりました。
心理の世界に飛び込んでからの自分を振り返る機会にもなりました。
今回は、倉成先生からカウンセリングを受けることができました。
自分自身のケアをしてもらって、心も体も緩みました。
自分では気づいていなかった心の傷を癒す手助けをしてもらいました。
心理カウンセラーの心のケア
心理屋さんも、クライエント様と同じ人間です。
心のケアは必要です。
心理屋さんならではの悩みもあります。
カウンセラー自身の問題解決無しには、人様の支援は
私は難しいと思います。
心身ともに良いコンディションでいることはクライエント様のより良い支援に繋がります。
私だったら、ストレスでいっぱいのカウンセラーにカウンセリングを受けたくない。
心にゆとりがあって、機嫌よく落ち着いたカウンセラーでないと心は開きたくないなぁ。
私の仲間うちでは、
【カウンセラーがカウンセリングを受ける】は当たり前、くらいな感覚です。
それはなぜかというと
カウンセラー自身が幸せの方向に存在していることで、クライエント様を幸せの方向へ招待できるからです。
クライエント様が池で溺れていたら、その池に一緒に入るという助け方ではありません。
それでは共に溺れてしまいます。
カウンセラー側がしっかりと岸にいるからこそ、クライエント様を池から抜け出すように助けることができるのです。
そのために、カウンセラーは自身の心のケアを怠りません。
カウンセラーは他人の心を見透かしたり、他人の心を読んだりすることはできません。
心理カウンセラーは何にも特別じゃなくて、感情労働をしている者です。
クライエント様からお聴きしないとわかりません。
どんなこと思っているのか。どんなこと感じているのか。
だから、カウンセリング中は聴くこと、見ることなど五感を集中させます。
クライエント様が発してくれた大切なものを聴き逃したり、見逃したりしたくないからです。
自分の能力を活かす
時々、クライエント様から聞かれます。
「どうして自分が話したこと、そんなに覚えていてくれているんですか?」と。
カウンセリングを受けてくれた方なら分かると思いますが、話の全てをカルテに記入するわけではないので、不思議に思われるのだと思います。
「心の記憶に残っている」という表現が答えとして一番しっくりです。
理論的に言うならば、カウンセリング中の私は感情が動いているから、覚えていられるのです。
感情と記憶は密接に関係しています。
「小さい頃の記憶がない」という方は珍しくないです。
そういう方も、カウンセリングで感情が動き始めると、思い出しても大丈夫なものから徐々に記憶が戻ってきます。
楽しかったこと、嬉しかったことの記憶が戻ります。
カウンセリング中は、今、目の前にいるクライエント様と一緒に感情が動くから、心の記憶に残せるのです。
もちろん、一語一句の全てを覚えているわけではなくて、その方の大事なエピソードや、お人柄を知ることができるエピソードやその周辺の頃柄についてです。
私のこの機能は、クライエント様支援に欠かせない能力のひとつです。
私のこの機能を十分に活かしたいので、私はカウンセリングを定期的に受けて心のケアをしています。
心よりお待ちしております。
ご予約を頂いているクライエント様。
梶間の心は十分に整っています。
自身の心のケアを怠らず、最良の状態で待機しております。
それぞれお会いできる日を心待ちにしております。
-
梶間久美子は、愛着の無意識レベルのことから、嫌われる怖さ、居場所のなさ、劣等感、自信がないなどの自己に関するお悩みや、様々な人間関係のお悩みなどの根本解決を支援する公認心理師です。
あなたが諦めないかぎり、わたしは諦めない。
あなたをこころの保健室で待機しています。