群馬県伊勢崎市の公認心理師、心理カウンセラーの梶間久美子です。

自分と人は違う。

と、頭では分かっている。

けれど、いざ相手と葛藤状態にとなると

「なぜ、私を抱え込んでくれないの」

「どうして、こういう言葉をかけてくれないの！」

「なぜ、私を安心させてくれないの」

と激しい感情が湧いてくる。

人間関係で、ぐらぐら不安定になるのを繰り返してしまう。

こうしたお悩みは、心理教育では解決には届かないのであります。

頭で理解するだけでは、人間関係で安心を得たいという欲求は解消されないからです。

この、心からの欲求を満たして

安全・安心の感覚を熟成していくと

人間関係での不安定なぐらぐらは減っていきます。

それができるのが唯一、【愛着のカウンセリング】なのです。

愛着のカウンセリングにはこれから説明する2つのステップがとても重要です。

1.安全

人は安全な感覚があると、守られていると感じます。

この機能があって初めて、2.安心が発揮されます。

愛着のカウンセリングでは、先ず、安全の感覚の機能が発揮されていくように支援していきます。

愛情あるお母さんでも、時々見せるあのお母さんの表情や、言い方や、お母さんから出ている空気感は、

まだ言葉もわからないくらい幼いあなたでも、肌感覚で受け取って不安になっていたかもしれません。

今、相手がどのようであっても、あなたの中の安全が機能していくようにカウンセリングを進めていきます。

2.安心

1.安全が自分の中で感じられてきたら、次は安心です。

安心とは「ほっとする」「あたたかい」とクライアントさんたちは表現されます。

「お日様に当たっている感覚」と教えてくれたクライアント様もいます。

これは情緒の安定のもとです。

そしてポジティブな感情の基になっています。

※この安全と安心の両方で愛着です。

愛着は木で言うと、根っこの部分です。

愛着のカウンセリングが進んでいるクライアント様は

人間関係で葛藤状態になっても、あの倒れそうなぐらぐらな不安定さはもう変化しています。

多少、枝や葉っぱは揺れるけれど、根っこはどっしり安定しています。

これまで多くのクライアント様に愛着のカウンセリングを実施してきています。

なぜならば、愛着の問題が全くない人はいないからです。

愛情あるお母さん、お父さんに育てられた人でも、愛着の問題はあるからです。

愛着の問題がある≠親の愛情がない。

愛情があっても、渡す方（母親）ともらう方（子ども）には何らかのずれが生じます。

だから、誰にでも愛着の問題はあるのです。

心に安全と安心を得たクライアント様は、生き生きとされていきます。

傷つきやすい自分を肯定できるようになった。

人の顔色を気にしないで大丈夫。

嫌われるのを恐れることなく人と関われる。

自己肯定感が上がり、自分に自信が持てる。

人の目が気にならない。

失敗するのを恐れない。

自分の意見が言える。

クライアント様のどんどん変化されていく姿は、私の心の宝物です。

カウンセリングのスタートの姿からは想像できない姿に感動します。

クライアント様の内なるパワーを尊敬します。

そのクライアント様の内なるパワーを引き出すお手伝いは

心理カウンセラーのものです。

今、人間関係で困っている、苦しんでいる方がいらしたら

どうぞお気軽にお問い合わせください。

精一杯の支援をさせていただきます。

カウンセリングオフィスこころの保健室

公認心理師　梶間久美子