群馬県伊勢崎市のインナーチェンジングセラピーに基づいた心理カウンセリングオフィス
カウンセリングオフィス こころの保健室
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  • 2023.05.06

    「私、病んでませんから」

    群馬県伊勢崎市の公認心理師、心理カウンセラーの梶間久美子です。

    先日、とある金融機関に用事があっていってきました。

    手続きを待っている間に

    突然、別の行員が私に話しかけてきました。

    行員:「以前、お話しさせて頂いた者です。覚えていらっしゃいますか?」

    こころの保健室の立ち上げ当時、わからないことがありましたので

    お話をこの方から聞いた覚えがあります。

    私:「はい、覚えていますよ。あの時は色々とお世話になりました」

    としばらく話をしながら、私が今一番知りたい質問をしました

    私:「心理カウンセリングってどんなイメージがありますか?

    行員:「えー。私、病んでないので」

    私:「ということは、病んでいる人が心理カウンセリングを受けると思ってらっしゃるということかなぁ?

    行員:「そうですね…」

    私:「へぇー。まだ、そうなんだぁ。」

    それ以上は話す気にはなりませんでした。

    もちろん、行員さんが悪いわけではありません。

    ただ、有りない。

    あぁ…。少しずつだとは分かっているけれど

    まだ心理カウンセリングって病んでいる人のイメージなんだ。

    残念だよー。

    苦しいぁ。

    とても悲しい。

    社会生活を送りながら、自分のために、

    ストレスケアに定期的にカウンセリングにいらしているクライアント様多いのです。

    生きていたら誰でもストレスはあります。

    それを定期的にカウンセリングでケアしながら解決しながら

    毎日を生きやすく、心地よく生活していくのは

    カウンセリングの活用のお手本だと思います。

    カウンセリングを受ける人=病んでいる

    ほんとうに有り得ないことば。

    体調を崩してしまって通院しながらカウンセリングを受けて

    回復を目指しているクライアント様にも失礼極まりない。

    んー。

    まだまだ「カウンセリング行ってきたんだ♪」のlightな浸透には時間がかかるかぁ。

    しかし、私は、70歳になっても、80歳になっても信念は曲げない。

    私の信念は「カウンセリングは生活の中で当たり前にあるもの」

    それはどうしてかというと

    私はまだ1,600件余りのカウンセリング数だけれど

    クライアント様の生き生きとした瞳、表情、ことばにならないなにかもあるし、

    そして生き方の変化を目撃しているからです。

    お一人、お一人がほんとうに美しいのです。

    私が70歳になるころには、カウンセリングにたいしての偏見や思い込みが減っている世の中になって

    いるかなぁ。

    いや!そうなるように『今、ここ』で私は自分ができることをしていくんだ!

    そうか!クライアント様は分かっていらっしゃるんだ。

    カウンセリング=病んでいる、が正しくないことを!!

    私は、私のクライアント様をこれからも信じて

    自分ができる最大限のお手伝いをしていこう。

    それが『今、ここ』で私は自分ができることをしている証なんだ。

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    メンタルケアとして、どれだけ多くの人が日常にカウンセリングを利用していることか。

    カウンセリング=病んでいる。その考えはもう古いということに

    みなさんに気づいてほしいなぁ。(梶間の心の声)