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2022.08.21
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【表向きの私】と【ほんとうの私】
昨日は、私が主催する
心理カウンセリング力養成基礎講座の日でした。
受講生とアシスタントさんと聴講生で合わせて30名くらいで
心理学の基礎をお勉強しました。
昨日、私の感じている自分は
落ち込んでいるわけではないけれど、テンション低く目で
声も張りたくないという気持ちでした。
受講生さんたちが少しでも理解しやすい授業がしたい、という思いはいつもと変わりませんが
どこか低い私でした。
けれど、やりました。
昨日の、本当の私をやりました。
みんなに見てもらいました。
授業が終わってから、何人かが感想をくれました。
「静かに落ち着いていながら、すごく心に響いた」
「分かりやすかった」
とか、いつもより喜ばしい感想をたくさん頂けました。
ほんとうにびっくりした。驚きがいっぱい。
それを私は有難く、そのまま受け取らせて頂きました。
そして私は、人と自分のズレに気がついて
自分の心の中を探してみました。
【自分が思う自分と人が思う自分は違う】このズレはなんだろう、と。
それは昨日の私は、どこか自分を責めていたんです。否定していたんです。
「講師なんだから、こんなテンションじゃダメだよ」
「講座のお仕事なんだから、テンション上げて張り切らなくちゃ」
「みんなに会えるんだから、もっと笑顔が出せるようでないと」
こんな風に、どこか自分にダメ出ししていたのです。
「今日の私は否定されて当たり前だよね(自分)」対「静かに落ち着いていながら、すごく心に響いた(周りの人)」
これが自分の中で感じていたズレなんだと腑に落ちました。
みんなに【表向きの私】ではなく【ほんとうの私】を
見てもらってよかった。
そうしないと、大切な人達に偽るようで嫌だった。
偽らなくてよかった。
ほかのことにも気づきましたよ。
テンションが高いとか、低いって
そもそも比較ですよね。
どこからが高くて、どこからが低いのかも謎です(笑)
大切な人に会って嬉しいとき=笑顔
そんなルールみたいなのが自分にあったもの気づきました。
いやいや、それもおかしなことです。
笑顔じなくても、微笑みや真顔でも、嬉しい気持ちは変わりません。
あぁ…こういう自分ルール、自分基準は
自分にも人にも歪みのもとです。
どう見えるか
ではなく
どうあるか
を大切にします。
そして、クライアントさんと共に居るとき
その瞬間、瞬間で心を開いてくださっているクライアントさんに対して
偽りのない私、真実の姿(自己一致)でありたいと
改めて思いました。
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梶間久美子は、愛着の無意識レベルのことから、嫌われる怖さ、居場所のなさ、劣等感、自信がないなどの自己に関するお悩みや、様々な人間関係のお悩みなどの根本解決を支援する公認心理師です。
あなたが諦めないかぎり、わたしは諦めない。
あなたをこころの保健室で待機しています。